北川の窓

景色のいいところは使い方にコツがあるね

住宅を作る際には4方向の外壁が存在します。

約東西南北

どんなに大きな家でも方向としても4方向が普通の家

皆さんの家の北側にはどんな部屋がありますか?

トイレ、お風呂、クローゼット寝室くらいかな

LDKや子供部屋は南面にもっていきたいところ

だから大体透明じゃないガラスを使います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは北側から見た景色

すごく明るいです。

「北側は暗いよね」って思っちゃいますが、考え方の工夫で

「ずっと光が当たっている方角を見る面が北側」ということにもなります。

隣の南面は家の北側

家の中には光は差しませんが一日中日が当たる場所をずっと眺められるのが北側です。

 

 

 

 

 

侮るなかれ

家の中が暗くなるので向こう側が余計に明るくなります。

だから景色がいいのは北面なんです。

お隣の家の環境が丸見えの場所では全然通用しないお話ですが

あたらしく土地を購入する際の都合のいい考えとしてはありです。

そんな北側の景色の一番すごかった家はこちら

 

 

 

 

 

そして、わたくしが絶対に大切にしている家の中に入る光についてちょっとだけ

普通、家というのは4面しか受光できませんので家のつくり方に制限を設けています。

まず、南北方向は大きくて8.19m以下とします。ほぼ7.28mです

それは家の中に暗い部分を作りたくないというため

南は明るい、北も使いようで明るい

ですが、8.19mを超えてくるとお互いの光が届かなくなり

暗くて使いずらい部屋が出現します。

東西方向は南面の使い方で条件が変わりますので長さに制限を設けませんが

あんまり長くすると家の中の家事同線が悪くなります。

例えば平屋で30坪を超える建物として奥行きを7.28mとしますと13.65mの長さになります。

端から端まで13m超えというのは家事同線が長いですね。

光と家事同線をうまく両立させるには設計プランにちょっとした工夫が必要なんです。

そんなプランニングの大事なお話はこちらから

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