ほんとうにありがとう

最高の笑顔

 

 

 

 

 

このショットは一番最初に書いた想像図

「本当にこうなるの~?パソコンじゃいくらでもできるよね」

ってな話から始まったリフォーム

 

 

 

 

 

不安定なすのこで作った外のステップは
地域特有の凍みにも対応できるプラスチックの置いただけのもの

大きくあるのでゆっくりどうぞ
大好きな盆栽もこの上においても問題なし

 

 

 

 

 

 

現代のユニットバスはとってもいろいろ考えられていて

本人も、介助者もみんな安心

ごゆっくりおくつろぎください

 

 

 

 

 

 

 

「使わないけど窓くらい開けるわ」

元気なお母さんのためには階段手すり
ビスが効くところがなくて骨が折れました。

 

 

 

 

 

ゆっくり優しい声で

「いろいろ本当にありがとうございました。床の二重にはびっくりした

また具合悪いところは見に来てください、ほんとうにありがとう」

 

涙が出そうでした。

この場所はお父さんがくつろげるようにと

お母さんと一緒に考えた部屋

最終的に使い方が変わったけど、大満足の感想をいただきました。

新築もリフォームも人の顔を見ながら
形のないものを売る商売

頼んでくれるときはきっと心配だろうし
壊し始めると「いつ終わるんだろう」って心配があるから

「いつだ?いつだ?」の質問が続く

ただ見た目を変えるのは僕じゃなくてもいいと思う

だけど本当に大切な治療の部分や、暮らし方の更新は

やっぱり時間がかかるけどきちんとやったほうが絶対暮らしやすくなる

そのあたりの妥協点が建築家のポリシーです。

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