リフォームの掟
ビー玉を転がして
「悪質ですこの業者は」ってテレビ見ます。
必ずしもそうではないということもあると言ってもいいと思います。
今回のリフォームはビー玉は転がってしまうから
古い家というのはどこかしら水平垂直が歪んでいて
リフォームで直してしまうとかえって良くないことになることもあります。
今回のリフォームはバリアフリーと耐震
垂直を直すために柱を切ったりしちゃいけません。
もとがゆがんでいる床を水平にするとどこかに大きな歪みが出ちゃいます。
この歪みをうま~くごまかしてそれなりに仕上げることができるのが
立派な建築会社だと思っています。
当然水平垂直にできるのであればそれはむしろいいことですが
壊したとこだけの一部屋よがりの仕事はほかが暮らしやすくならないから
ときにはビー玉は転がっちゃいます。
さて、アフターどうぞ
「こんにちは~」もともと暗っぽかった玄関が明るい雰囲気に変わっています。
3センチの段差は5ミリに修正
ここが一番の難所でした。
この写真ビフォーもあるからよく見てね
真っ暗な廊下はお母さんチョイスの明るい床で段差お見事3ミリ以内
奥の座敷に至っては1ミリの段差でもはやフラットです。
これがいい大工さんの仕事(ここわたくしですがね笑)
8センチあった脱衣所への入り口はレールの5ミリだけ
もう安心です。
何ということでしょう!!
真っ暗だったろうかは家中で一番明るい空間に
ビフォー 開かないふすまと4枚たてのサッシと暗い天井下がり壁
アフター 敷居鴨居を調整、2枚たてのサッシで床から2m天井張り替えで壁を真っ白に
ここ実は北側です。
もう一つ行きましょう