未来に残そう
さあ、いよいよ解体工事が始まります。
先週壊されちゃ困るものだけわかるようにしてきました。
そう、と~っても古い家なので
「古民家」っぽい人にはたまらない逸品でしょうが
わたくし得意ではないことを「得意です!」とは言えませんので
はっきりと伝えてあります。
きりがないから壊しましょうねと
建具やら、柱やら、床やらを大事に取り外して再利用というのでしょうが
こちらはお施主様との時間の計画と共に進めていくわけで
じっくり楽しんで壊されちゃ困るわけです
ただ、そんなわたくしとお施主さんもただ壊せばいいということもなく
これをお施主さんが指差し「これをうまく使えないでしょうか~?」
と言われたので
「これはですね、取れるんですよ」と私
施主「え~~~~!!!知らなかった~」
という事でこちらはお持ち帰りです。
もちろんお仏壇でしたので再利用ですね。
古くても、このような箱であればリメイクが出来ます。
新しいが全て言いわけでもないし
古いものをうまく使うことが美学でもないし
ただただ一つでも工事の金額に邪魔しないように
未来に持っていかれるものだけを選別しただけ
せっかく新しい家になるのにお店とかで衣装的に使うわけじゃないんだからね
無理に、かび臭くて古くて腐りもあるものなんて使いたくありません。
森建築は古いものを使うことは苦手です。