安全という基準は

現地調査にて思うこと

「そう、わたくしもそうだったから」

大工さんていうのはやっぱりすごくて

新築じゃなくたっていろんなところに建物を建てちゃう

たとえ困難な場所だって、どんなに古い家だって

リフォームにおいては邪魔な柱だってうまく抜いちゃいます。

完成してきれいになって使いやすくなって「やっぱり大工さんってすごいね」

とはならないんです。

ほとんどの大工さんはここまでしかわからない。

このお話しは何度も言うので知ってる人もいると思いますが

「建物を建てることは大工さんはできますが安全な建物になっているかは別の知識です」

そこに建てる、作る、希望を叶えるという技術はあるけど安全かどうかは設計士、建築士のお仕事ってのが大工さんの言い分

むにゃむにゃ言わずに何見たのか

 

 

 

 

 

 

法面工法にまたがり家がくっついてる

まずこの法面の際に家なんか建ちません。

よく見ると増築、改造を繰り返して何とかやってきたんだな~とみて分かる

左側がもともとの建物で右側が付け足した家

例えば左側の家が崩れたら、右側連れて行かれます。

これは建築士の仕事ではなく大工さんの仕業

頼まれれば大工さんは何でも作ってくれます。

こういう現場は腕の見せ所です。

ただね、いろいろ考えると全然安全じゃないんです。

でもお客さんはそんなこと知りませんよね。

今まで何もなくてよかった。だからOKではだめです。

この家はここから検討に入ります。

切り離しと減築はした方がいいな~

 

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