家中がカラカラなんです

乾燥する家その2

同じことを何度も言いますが

日本の冬は大気に水蒸気がほとんどありませんので

換気をすると絶対家中が乾燥します。

それはどんな家でもどんな暮らしでも同じこと

「高気密高断熱だから」「エアコンの暖房は」ではなく

日本の空気が乾燥しているからです。(本州のごく普通の地域では)

 

 

 

 

 

ご覧の通り家じゅうが木でできているのが木造住宅

昨今、住宅を作るにあたり使用されている木材のほとんどは

「完全乾燥材」というものを使います。

その後の収縮による建物の動きを少なくするためにね

ただこの木材、環境に関係なく強制的にカラカラにしているために

暮らし始めてから家じゅうで木材が感じることができる水蒸気をどんどん吸ってくれちゃいます。

ただでさえ、大気中に水蒸気がないのに、家じゅうの湿気をぐんぐん吸っていくのですから

(その木材にとって必要な水分を吸収していくということ)

そりゃあ家を建てて暮らしていくということしばらくは乾燥しまくります。

この現象は木材ばかりではなく、壁や天井の材料、家具や衣類だってぐんぐん吸うってわけ

 

もうちょっと難しく

 

水蒸気ってのは「乾く」っていうけど

乾いてなくなるわけじゃなく形を変えて移動しただけ

換気扇回したり、窓開けたりすると

ささやかな水蒸気は外に移動しちゃうからまたまた乾く

洗濯物はよく乾くけど、人間も乾いちゃう

部屋を構成するすべてのものがみんな水分欲しがったらなくなるのは当たり前

 

だから仕方がないです。何とか加湿器で乗りきりましょう!!

 

って半ば投げやりな返答をしていたわたくし

今日からは心入れ替えて

 

「このブログ読んでからね」ってこのめんどくさい記事を見せて

加湿器を一生懸命使ってくださいっていうことにしました。

僕が作る家の場合はそれこそ巨大なモデルで一気に加湿する

来年挑戦してみよう

 

 

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