1種と3種の違い

換気のお話

先日とある換気装置の会社の営業さんが来て

「第1種の換気扇を採用してもらえませんか?」

との話で僕が思う第1種の弱点を聞いたところ

「初めて聞きましたが、それはそうですね」と感心して帰りました。

今日、日ごろお世話になっている方が見えて

「もうこれからは第1種の時代だぞ、いろいろ考えがあるようだけど考えたほうがいい」といわれました。

 

 

 

 

 

わたくしが採用しているのはセントラルダクトの第3種換気システム

 

何度も言っていますが今日も改めて言います。

 

この1種と3種がどちらがいいか?なんて質問に答えはありません。

どっちもいいし、どっちもできないことがあるから

どっちをどんな理由で採用しているかが問題で

「これからの時代は第1種だぞ」っていうのは大事なことを理解していない証拠の言葉です。

 

ダメな第3種が一般的であるのでそちらと一緒に第3種といわれると困りますが

第3種の(セントラルダクト方式ね)弱点は熱まで捨ててしまうこと。もしくは温まった空気をそのまま取り入れてしまうこと

だけ

単純な換気システムですから、吐き出した分だけ吸い込むというものです。

なぜこんな書き方をするかというと

第1種は家の中の温めた空気を7~8割家の中に戻せる(はず)装置があるので

冬場のランニングコストが減ります。

また、夏場は外から入ってくる暖かい空気を少しだけ下げて家の中に入れるので

冷房の効率が上がります。

3種になくて1種についているもの

1種ってすげ~装置です。

 

わたくしが知っている弱点はまさにここ

スゲ~装置なのでメンテナンスが必須です。

業者ではなくお施主さんのお仕事

危険サインの目安として

1年間、何もしなくていいなんてことはないはずです。

何カ月に一度、とある商品は2年でフィルター交換が必須です。

 

それに比べて第3種

3年ほったらかしたって問題なし

とある家では8年ぶりにきれいにしたら「よくなったよ」だって

8年ほったらかしたって問題なし

 

めんどくさいかめんどくさくないか

わたくしの選択理由はこれ

難しいことは置いておいてメンテナンスフリーってのがいいよね

本当はもっといろいろあるけれど

だから森建築は第3種

 

 

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