とまあ、呼び名はそれぞれですが
やはり断熱施工の得意な会社はついにここまでやる
家の外がすべてグラスウールで囲まれました
この状況を付加断熱といいます。
さらに家の中はいつもの通りの断熱施工
この絵は今更ですがね
中の壁に105ミリで家の外側に105ミリ合わせて210ミリの断熱材です。
断熱材の必要な面積はすべてこの厚さです。
近くで見るとこんな感じで、断熱材とちょっとの木下地です。
さて、断熱材をここまで施工するとどうなるのか
・あったかくなる
・省エネになる
ってのはなんとなく想像できると思いますが
あったかくなるのは実はちょっと違う
あったかくしてくれるのは暖房機なので
効きが良くなりますね
省エネというのも、逃げていく熱量がとにかく少ないのでわずかな燃料費で
暖かさを作ってくれそうです。
もっといいのは木材からの熱の逃げを補ってくれるところなんです。
木造建築において断熱施工はどうしても柱などの部分を断熱できません。
だから断熱材→柱→断熱材→柱→断熱材という具合で
すべてに断熱ができるわけじゃないのでどうしても弱い部分があっちこっちにできちゃいます。
ですが、この場合すべてを断熱材で覆い隠すためにむらがなくなり
それこそ快適な空間になるわけです。
今年の冬にサーモグラフで実験が楽しみです。
すごいこと森建築は始めました。