気密工事の基本
「気になるところはとにかく塞ぐ」
FPの家の場合は気密シートで密閉するのではなく
FPパネルをテープ処理することで隙間を塞いでいくので
ありとあらゆるつなぎ目にテープを貼ります。
この気密テープはアクリル粘着ですので実は耐侯性には難ありです。
熱や紫外線の影響をうけちゃって劣化していっちゃいます。
小さくても地震が来てぐらぐら揺らされたらそのはずみで切れてしまうかもしれません。
ですが薄いのと施工性が良いことから気密処理に使います
「劣化しちゃうのに?」
そう、そのままでは劣化します。
もうひと手間掛ける必要があるんです。
写真の下側には耐力面材と言うボードが張り付いています。
今回は外側ですので耐力面材で押さえましたが
室内であれば内装下地の石膏ボードで押さえることで
熱や紫外線、また歪みによっての劣化から守ってくれるんです。
更にこの外側に今回も断熱材が来ますのでテープ自体の性能は失われません。
きっちり塞いで、しっかり守って
気密性能がずっと持続するように気を使いまくるんです!!
今回も気密試験が楽しみ