今、実家をリフォーム中です。
リフォームの方は主人のBlogをお読みくださいね。
さて、今回のリフォームには、たくさんの医療従事者の方、介護福祉関係の方にお世話になっています。
今までもこのBlogでお話しして来た
住環境と健康についての考えや、住環境と命の関わりの考えが、今まさに活かすときが来ています。
先日、実家での関係者が集っての話し合いや、ドクターの話、なんだか私自身の気持ちがザワザワしていました。
その1
実家を見に来たときに介護関係の方が
『北側にいいお部屋あるね。ここで寝たらいいね〜』
その2
『こんなに住宅を大きくリフォームする方はマレです』
大まかに2つ。
これの言葉に私の気持ちが反応した〜。
その1について
『北側にいいお部屋あるね、ここで寝たらいいね〜』
おいおい!何をおっしゃってるんですか??
要介護の人を北側の暗い部屋へ押し込む気ですか??
それって、昭和の時代の介護ですよね〜。
プロの言葉に驚く!
24時間介護が必要な人や、24時間寝たきりの人は
朝昼晩、関係なくその場所で暮らすのです。
だからこそ、南側の日当りのいいお部屋で朝も昼も夜も過ごしましょうよ。
暗い、日当りの悪い北側のお部屋になんて入れないでね。
その2について
『こんなにおおきくリフォームする方はマレです』
確かに、その通りかもしれません。
母は、デイサービスや、ショートステイを利用して、家にいる時間が多くないかもしれません。
でも、家にいる日があるのなら、自分の家だもの気持ちよく過ごしてほしい。残りの人生どのくらいかわからないけれど、家が一番いいねって場所にしましょうよ。
今回、自分の身に起きた、家族の介護。
だからこそ知った、立場の違いでの想いの違い。
私は住宅が健康に対して出来ることがあると思っています。
『ナイチンゲールの覚え書』
この本の教えの通りに。
その想いを土台に、今回のリフォームを主人に頼みました。
しかし、ひとたび立場が変わると見え方が変わる。
介護のプロの目線や、医療従事者の方にはそれぞれの経験と知識があって、
こういう場合はね・・・という具合に過去の統計に基づいて意見をだしたり
パターン別でその場合を見てみたりします。
その経験と知識が、患者を助け、心の支えになるのもありがたいことですが、
でも、十人十色
100人いたら100通りです。
『普通は〜』というお話はなんだか腑に落ちませんでした。
目の前の人を見るって大事ですね。
改めて、いい経験させてもらっています。
終わりのないお話ですが、たま〜にお付き合いください。
今日もありがとう