塗装の必要性
先日外壁を見てほしいという話を頂き調査をしてみました。
前回の塗装から11年くらいとのこと
あちこち色あせが見られます。
以前リフォームをした際についでに外壁塗装もしたそうですが
わたくしの目は違う部分に注目していました
オレンジ色の部分ベランダと雨樋の近くの外壁がはがれちゃってます。
あくまでわたくしの想像の域ですがベランダの雨押さえの劣化から雨漏りをしているものと思います。
丸印の部分から雨漏りをして矢印の方向に流れて雨樋際から外壁を壊す
そんな現象だと思います。
さて、今日のテーマ外壁塗装を考えるですが
このセメント系の外壁はそのもの自体に防水性はなく、吸水性を持っているので
塗装して防水膜を作る必要があります。
この破損部分にそのまま塗装しても全く無駄で
雨漏りを直さないと塗った中から壊されます
ここがプロの目線。
直すべきは意匠よりもその原因
守るものは何ですか?
そんな提案をさせていただきました