どんな理由があっても開けちゃいけません。
雨漏り調査を以前した物件の再調査
以前は雨が降ったから調査して、今度は漏っている個所を断定できたので
そこに晴れた日にまた調査に行き
さらに、今度は施工できるかどうかの調査をしてと
何度も何度も疑っては診断してみたい雨漏り診断
所見では気が付かなかったのですが再調査で発覚!!
これだ!!
雪止めの金具がなぜか平らな屋根から出ています。
ちかづいてみよう
アウトー!!
この穴の周りはシリコンシーラントといういわゆるコーキングでふさがれていて
そんなものきちんと密着するものではないし、素人が一番最初にやってしまうダメ工事
雨が川の流れだとして、その途中に鉄板建てたらどうなるのか
しかも、その鉄板の下は人が暮らす空間だったとしたら
穴が開いていたら絶対当たったところから下に吸い込まれます。
この工事の問題点は大きく二つ
現場監督さんが指示をしたのか、設計図でこうしていたのか?
施工業者さんが知らんぷりで作っちゃったのか?
どちらにしても昔ですので振り返っても仕方がないことですが
誰が考えたって途中で止めなきゃね。
「おいおい!これこんなんじゃだめだよ」って
さて、気が付いたから直さなくてはいけないのですが
ここからが頭の悩ますところ
お施主さん「どうしたらいいんだ」
わたくし「雨漏りがしない応急処置はしておきますがしばらく考えさせてください」
最良の策はいかがなものか?・・・