森建築の大工さん
今の時代大工さんは「墨付け」を覚えることがなかなかできません。
理由は簡単
そういう仕事が減っちゃったから
もともと大工さんがすごいのは、図面しか情報がないのに
立体的な「家」そのもの作っちゃうということ
柱や梁を墨一本で指示をしてその通りに加工すると
家が組みあがっちゃいます。
これがすごい
だけど、そんな工事がほとんど必要なくなりました。
だから覚える機会もないけど必要もないのが普通の大工さんの現実
ですがわが森建築
新築もリフォームも何でもできるスーパー大工さんに育ってほしいから
そういう工事は積極的にやらせます。
先輩はあれこれ手足口出し無用
ちょっとだけ教えたらあとは見守る
そして先輩の役目はこちら
昔取った杵柄ではなく、昔使ったノミと玄能(トンカチね)
責任ある墨付けは任せてそれ通りに作る側
説明は少なく、わからな場合は聞くよりも考える
そういうことで頭に入るから
手取り足取りなんてしないし
だからと言って「見て覚える」なんて昭和チックな教え方でもない
理屈で説明してわからない場合はどこの部分がなぜわからないのかを自分で発せるように
そんな育成プログラム
今日の一歩はのろのろだけど彼の将来を見たら
最も早い時間で習得できるはず
そんな若手と一緒に今日は青空工務店