これはいわゆる雨漏りです。
もう9年だそうです
諸々の都合でアルミ樹脂複合サッシを採用した新築のおたくで
「森さん、窓から雨が入ってくるの」
あらら、いくつかの想定を立てていってみると
発見者の奥さんの指摘箇所はこちら
外壁材のシーリングの劣化です。
さすがに9年は出るとこ出ないとこ様々
残念ながらこの工法ではこれが限界
たまたま窓上の亀裂から入ってきていました。
コーキングの寿命、日射による変形
どうしようもない部分が多々ありますが
こちらの点検不足を痛感
見に行っていなかったということです。
さて、それとは別に
これが樹脂サッシだったら??
今回は亀裂から吸い込んだ雨がサッシの上の部分にたまり中に入ってきてしまったというもの
アルミサッシは端の部分はビス止めですから
つなぎ目があります。
一方樹脂サッシは溶着ですのでつなぎ目がありません。
これが100%こっちが良くてあっちが悪いということではないですが
安心できるのは樹脂サッシだなと思うわけです。
一つでも二つでもリスクを減らすということから行っても
やはりこれからは樹脂サッシが必須ですとなるわけですが
やっぱり建築屋さんの注意喚起が足りないと
自らにお叱りをする今日この頃
自分に間めっぽう甘い森建築です。