ほぼ森建築だけの表情
このところうちの施工を見るといつも登場する板があります。
唐松のT&Gパネル
それを乱張りといって「適当」に繋いでいきます。
今回も外壁の表情を作ってくれました
こちらが施工前
サッシが大きくて家の中が道からみんな見えちゃう
そこをどんなリフォームしたかというと
こうなりました。
家の中は外からは見えない工夫をしてあります。
そして板ですが今回は竪貼りです。
もちろん無塗装ですので風雨にさらされると灰色のグラデーションが現れますので
そちらは経年美化の待ちの状態です。
そして家の中にも登場します。
それでは行きましょう
ビフォーアフター家の中編
右手に大きな窓たちがブラインドに隠れています。
先ほどの外観写真を見ると目の前は道路ですから
一日中ブラインドを下げっぱなしってわけ
この家にはじめて話に行ったときには「窓いらない」なんて話が飛び出しちゃう
これはきちんとしてあげなければいけません。
だから
こうなります。
掃出しをすべてやめて窓を天井につけました。
こうすると世間からの目線を逃げながらも外の景色を楽しむことができます。
せっかくの南側なのに一日中カーテンやブラインドを閉めっぱなしでは
気もちが悪いですね
さてまた板に戻りまして
ダイニングキッチンの天井には先ほどのT&G
このラフ加工はすごくインテリアに合う表情を持っていて
なかなか世間ではお目にかかれない代物ですので
一番最初に書きました「ほぼ森建築だけの表情」となります。
なぜ森建築だけなのかと申しますと
一般的な大工さんはこの「乱尺」を貼ることが技術的にではなく
気持ち的にできません。
非効率だから
難しいから
まあ、細かいことはいろいろですがそんな感じ
ということと、材料屋さんがこの数年
「森建築」にしか出したことない
って言うのが一番の本音
けっこう長野県中で有名な会社ですが
そんな中出荷したのは「森建築」
ということは
「人と被らない特徴ある感じにしたい人」
にはもってこいのアイテムではないでしょうか?