以前もお伝えしましたが
このリフォームする家は新築した時から
このダイニングキッチンを一度も改造してはいないのですが
壊していくうちにとっても重要な部分の改造の跡が見えてきて
「なんじゃこりゃ!!」という光景を目にしたのです。
この写真では右側に柱がありますが
今回の工事で復旧した柱です。
そこから左に穴が開いているのがおわかりでしょうか?
「今立っている柱を抜いちゃって、無理やり左の穴の位置の柱にすべての荷重を交換しちゃった」
よくわからないかと思いますが
つまり
新築の工事中に「やっぱり邪魔だからこの柱とっちゃえ」
と、とても乱暴なしょちがされていたわけです。
こういうことはいけません。
今回の工事でこの辺は元通りに直していくわけです。
こうやって、柱~梁・桁などを組み立てて家というものは作られます
組み立てるうえで、重要ではない柱もありますが
この家のこの柱は抜いちゃダメ
こんな思い付きでコロコロ色々変えている大工さんが作った家
リフォームしなければ気が付かない事例でした。
さて、いよいよ完成編