毎度のお施主さんのお仕事
うちの見積もりの特殊な項目は
塗装工事 お施主様
という文言があります。
もちろんおじいちゃんおばあちゃんがお施主さんの場合は書かれません。
でも、基本的にお施主さんが塗装します。
理由は簡単だから?安くなるから?
まあ、そういう考え方もありますが結構いろいろ考えてお施主さん塗装になっています。
まず、有機溶剤(シンナー)を使った塗料ではないことで
危険なにおいもしません。
(本当はシンナーは揮発しちゃうから危険じゃないけどできることなら使いたくないってことです。)
それとともに、プロでなくても失敗しにくいのでせっかくなので記念事業と考えています。
何のために塗料を塗るのかというと
汚れがしみこまないため。
水による木材の劣化を防ぐため。
色付け、つや出しetc.
ということは守るべきことは何を塗っても同じこと
だから天然オイルでも役割は同じになります。
木材をどうやって守るのか
守り方が違うってわけです。
ウレタン(昔で言うニス)は表面にプラスチックを使った膜を作ることで汚れや水分から木を守ります。
オイルと蝋でできた塗料ははじく力を使って汚れや水分から木を守ります。
目的が一緒ならどっちもOK
当然どちらにも長所短所があるのでわたくしはオイルを選択します。
だからお施主さんに塗ってもらいます。
失敗しても自分の家です。
そして未来、いつか塗りなおしをしてほしいから経験もしてもらっています。
「やらされた」でもいい
自分でやれるから思い出をつくろう