換気扇のお話
新型コロナに対する情報で
窓を開けて家の換気をしなさいとテレビで言いますが
「どんな環境の家でも条件を考えずに言うのはちょっと間違い」
少なくとも換気についてしっかり勉強している会社の家は
「窓は閉めといてください」って言います。
換気がちゃんとできるからね
現代の家は法律で2時間で1回、家の中の空気が入れ替わるように設計しています。
・・・そのはず
それは設計上決まった位置についている換気扇が24時間回っていることが条件
動いていますか?
今日の現場の換気扇
「これ動かしましたか?」
「いや、全然動いてないです。」
この建物は森建築の施工ではありませんがその後を見させてもらっています。
確か数年前にも「回しておいてね」って伝えたはずですが
やっぱり意味を理解しないとやらなくなっちゃいます。
高額の換気扇がついているけどつけてない
それで窓開けちゃってる
換気の基本は密閉して排気をすると
決まった場所から排気するだけの新鮮な空気が入ってくるってこと
だから窓開けちゃうと換気扇の意味がない
では、窓開けたから換気できるんじゃない?
さて、外の空気はこちらの都合に合わせて空気を入れ替えてくれるでしょうか?
排気ガスがたくさんある道路から入って裏のきれいな林の中に抜けちゃったりね
だからね
換気扇を使ってフィルターを通った空気だけを取り入れるほうがずっといいわけで
換気だけでたくさんしゃべれますが
ついているけどついてないのはもったいないし、室内が汚れちゃうし
外の空気は人間のいうことなんか聞いてくれないし
簡単だけど、難しい
そんな換気が何より大切を豪語する森建築です!