気球が飛ぶほど上に抜ける力はすごい!!
気球に穴が開いていると飛びません。
穴が開いてなければ温まった空気が気球の中に溜まって気球を持ち上げます。
家はさすがにふわふわ飛んで行ったら困りますが
暖まった空気は屋根面に溜まってほしいです。
「普通そうなんじゃないの?」
気密施工が悪いと家という気球は飛びません。
暖まった空気はその気密が悪い部分から勢いよく抜けていきます
では、森建築は?
まずは屋根に透湿防水シートを貼ります。
まずこれでほとんど空気が動かなくなりますが気密施工はしていないので
まだまだたくさん隙間があります。
この後
シートの下に骨組みができました。
このシートと骨組みの深さは30センチです。
ここにたくさんグラスウールを入れます。
工事は来週ですがそのグラスウールの下に防湿シートを隙間なく貼ります。
それで気密工事と断熱工事が完了!
シートとテープを駆使して家という気球を飛ばせるように隙間を埋めると
暖まった空気は逃げることなく建物の上から温めてくれます。
暖まった空気がどんどん家中に増えていくと上だけでなく下の部屋にも影響してきて
家中が温まるってわけです。
つまり
気密工事をきちんとしないとどんなに断熱材を良くしても
サッシが良くなっても
口ではいいことを言っても
熱は逃げていきます。
なによりまずは気密住宅でそのあと熱を逃げないように
どんな断熱材を使いますか?ってのが順番なのです。