考え方です。
現在わたくし担当のリフォーム工事でようやく床が終わりました。
(だからブログが更新できず・・・)
きれいな床ではなくて、断熱の床ですけどね
毎度おなじみの、もはや説明のいらない
森建築の床断熱、厚さは14センチ
2種類の断熱を使いますが、きっとそんなことやってるの諏訪地方では僕だけじゃないかな?
「そんなにやらなくても」とか聞こえてきそうですが
僕の場合は
床は構造上14センチもできるから「ラッキー!!」
どういうことかというと、外壁面は外気に触れている面積が大きいのに
普通に施工すると厚さは10センチ5ミリしか断熱できません。
屋根や、天井はやれるだけできちゃいます。
わたくしの標準は35センチくらい
だから床はこれだけできるのだから決して過剰な工事はないのです。
これだけやって当たり前ですから
いい空間を作りたいので「14センチも断熱できる」という言い方になります。
ちょっとだけ雑談
先日展示会の際にこんな質問が出ました。
「グラスウールだから坪単価は安いですよね」
なるべく単価を抑えて作るので間違ってはいないのですが
なんだか嫌な言葉です。
「安い家でしょ」って言われてるみたい
当然そのあと「グラスウールはあんまりよくないって聞いたんですが」
・・・
そうなんです。
この誤解、なんとかしなきゃね
グラスウールはきちんとした施工をすると金額は高くないのに
優れた断熱効果を発揮してくれる費用対効果の高いお手本のようなものなんですが
その分そのものは安いので、だれでもできちゃうような売り方をしているために
ダメになっちゃう施工が蔓延してその結果
グラスウール=安くてそんなに良くない断熱
という印象がなくならないのです
先日の新築の家は屋根が25センチ・壁が16センチ・床が14センチ入っているすごい断熱ハウスですがね