ビフォーアフターその2
30年前とは暮らしそのものがまるで変わってしまい
作ったときとはまるで違う家族の姿
当時小中学校の子どもたちにはそれぞれの家族が増えて
一つの部屋に収まらなかったり、居場所がなかったり
また、使っているものも当然古くなっていよいよここで一大決心
「今やらなかったらもうずっと何もしない」
との言葉がよく似合います。
さて、こちらとどう変わったのか
ミュージックスタート(何も流れません)
ハッチ式の食器棚は暗さと狭さしか産まないことがわかり
撤去するだけでこんなにも広くなる
大勢が楽しめることを想定して明かりはダウンライトを分散して
ペンダントランプをあえて使わないことでどんなレイアウトも可能にしました。
それ以外はそれほどレイアウト自体は変わっていませんが
所々に前とは違う工夫がしてあります。
鉄骨ALCは断熱材がありませんが、今回は外部全てに断熱施工
床面、天井面もいつもの通りに森建築のリフォームの王道です。
食器棚をこちらの壁の配置して、家事全般を沢山の人が参加できるようにしました。
森建築の家具部門massar worksからはこちらの2作品
ナチュラルダストボックスとレンジ台
ダストボックスは茅野市指定のゴミ袋に合わせたジャストサイズ
世の中の全てになんとなく合わせたゴミ袋ではなく
茅野市だけに合わせた完全オーダーサイズのゴミ箱です。
それと、ラップなど微妙なストックにも対応可能な一段がついたレンジ台も
この家だけのための工夫があります。
よく見て、ペーパーホルダーがオフセットされています。
しまうのではなくかける
レンジ、コンロのすぐ後ろちょうどいい高さに存在するのはこの家の子のレイアウトならでは
建築部門はこのくらいで
残るは家具部門に続く