森建築は田植え式ではありません。
住宅の基礎工事においてコンクリートの基礎と木材の土台を結ぶものを
アンカーボルトといいますが
コンクリートを流した後で「ズブズブ」と入れていく
「田植え式」が一般的です。
自分でやってみてよくわかったのですが
しっかりわかっている人が施工するには
田植えでもそれほど問題もないと思います
しかし世間的には「田植え式」はNGとされていて
先に決めることがやはりいいというわけで
数年前より先行しています。
この方式のいいところは
コンクリートで埋まってしまう前に状況を確認して
どうしても干渉しやすい設備の配管を通す穴を
事前にかわせるところですね
あとからだと入れた場所にこのパイプがあったりすると
入れたいところに入らない場合が出ちゃいます。
もちろん配管もアンカーボルトを逃げれますので安心です。
こんな風になります。
とまあ、昔は当たり前だった後入れの「田植え式」から
どんな人がやっても施工にばらつきがないように
ちょっとだけめんどくさいけどいい方法が当たり前になってきています。
しかもこれはわたくしが施工していくのですが
ある程度ゆっくり見直しができてそれも安心
実はやってみると大した問題はなく
むしろやらなかった理由は
「今までと違う」ということだけの気がします。
大事なことは
色んな理由があって「こちらの方法がいい」っていう情報はたくさんあるので
まずは抵抗せずにやってみよう
アンカーボルトのお話ですが
そんなおっさんの脳を柔らかくするいい機会でした。