オークを使おう
今回のお施主さんの一言
「私たちセンスがないからどうやって決めたらいいのかもわからない」
そうですね、わたくしたちは何万通りもの絵を見てイメージを現実にしていきます。
だけど、リフォームの目的の中に
「かわいく・かっこよく・おしゃれに」といういわゆる見た目にそれほど注目されていない場合
「任せる」ということになります。
どうも縦に撮るとうまくいかない
今回の床はオーク少し明るい色
オークの床は大定番です。
そしてこの床を使うことで家具の選択肢ががばっと広がります。
凝った床ほどその後の展開を狭めるものはありません。
お任せされたのであれば絶対信頼のオークです。
もはやわたくしの中では「壁は白でしょ?」と同じくらいの
「床はオークでしょ」ってかんじです。
建築材料というのはどうしてもその素材だけで判断しがちです。
そうすると材料が引き立っちゃって全体が決まらない
みんな4番バッターみたいな感じ
トータルコーディネート出来て初めてきれいに見えます。
だから床も、壁もあくまで裏方です。
主役はそこの住む人ですから
その家族らしいインテリアを作ってあげるということが
任された場合の責任。
わたくしはそういうことを考えてコーディネートしているんです。