道を走っていてビックリ!!
とあるお客さんのところに向かって車を走らせていると
工事現場が見えたから何やっているか見てみたら
外壁をはがしてきっとサッシ入れ替えたのかな?
そうするとグラスウールも見えたから断熱工事もしたんだね・・・
ええっ!?
写真は撮りませんでしたが家の外から見てグラスウールの名前がわかる
それは何を言うかと言いますと
表裏反対に施工しちゃってます。
グラスウールには家の中側に使う面と外側に使う面が決まっています。
表と裏は役割が違うんです。
こういう風に書いてあります。
「こちらを室内側に向けて取り付けてください。」
防湿層と言って室内の水蒸気を断熱材の中に入れないように湿気から守るシートが貼られています。
逆に裏側はというと
写真ではわかりませんが薄いフィルムに穴がたくさん開いています。
これはグラスウールに万が一水蒸気が含まれた場合に外壁側に開放するためです。
だから明確に室内側と外側では用途が違っているのですが
上の写真の430という文字が書いてある部分が外から丸見えって
反対の施工なんです。
室内の水蒸気は断熱材の中に入るかもしれなくてその入った水蒸気は外に開放ではなく
室内に開放ですので
恐ろしいことに室内はカビます。
お施主さんかわいそう
どんな理由があったとしてもこの断熱材の名前が見える側が外に見えるということはありません。
だからダメ施工です。
お施主さんかわいそうだな~
こんな会社もうちと同じ建築屋さんなんだよな~